MEDICAL

手術

動物(特に犬猫)は、外傷に対して、驚くほど回復力があります。その回復力を弱めることなく、より早い治癒を目指します。一方、入院治療は、動物が家から離れる事や他人からの扱いに怯え、恐れ、不安を抱き、その過度な精神的ストレス《心の痛み》は、治癒を遅らせる原因となります。従って、術後は、できるだけ早く退院し、自宅で療養することを勧めます。

対応可能な主な手術

  • 1一般外科
    各種外傷、各種腫瘍・癌、ヘルニア(へそ、そけい、会陰)など
  • 2整形
    骨折(四肢、骨盤、顎など)・脱臼、靱帯断裂(膝)など
  • 3循環器
    フィラリア摘出(フレキシブル・アリゲーター鉗子)など
  • 4消化器
    消化管内異物摘出・消化管閉塞・捻転、直腸脱、肛門嚢切除など
  • 5泌尿器
    尿道ろう造設、腎・膀胱結石摘出など
  • 6生殖器
    避妊、去勢、帝王切開、子宮蓄膿症など
  • 7形成
    除爪、断尾、乳歯抜歯、声帯切除、眼瞼内反、チェリーアイなど

主な処置

  • 歯石除去
  • 内視鏡による胃内異物摘出
  • 人工授精など

手術を受ける前に

  • 1手術当日までの健康上の問題は直ちにご連絡ください。
  • 2手術の前日の夕食以降の食事は控えてください。
  • 3手術当日は午前中の診察時間内にご来院ください。入院手続きを行います。
  • 4手術は、原則、午後2時から4時までの間に行います。
  • 5術後、電話または面接にて、手術内容、経過及びその後の注意について説明します。
  • 6退院時、通院治療、在宅治療について説明します。

手術費用について

手術を行った時の医療費は、手術料(技術料)に検査料、注射料、投薬料、麻酔料、入院料などの合算となり、特に、手術料は、避妊・去勢手術を除き、手術の難易度、従事者や所要時間によって決まり、画一的な金額にはなりません。